ほんものにっぽんにのへ

ほんものに出会う旅 2

ROUTE & SPOT

稲庭岳へいわて短角和牛を訪ねる

稲庭岳へいわて短角和牛を訪ねる
ダイナミックなほんものに出会う
ドライブの旅。

大地の恵みとともにある風景に出会う稲庭岳ルート

清々しいドライブとともに訪ねたいのは、いわて短角和牛が育つ稲庭高原。稲庭高原は、標高1,078メートルの稲庭岳の山麓に広がる高原で、林を抜けると、見晴らしの良い放牧地が拓かれている。

ホルスタインや黒毛和牛なども放牧されているが、いわて短角和牛との見分け方は赤茶色の体と角。体も声も想像以上に大きく迫力があるが、性格は穏やかで向かって来ることはない(それでも驚かさないようにご注意を)。

その道中でも、さまざまなにのへのほんものを見つけることができる。
初夏、大きな葉が収穫されてハウスの中に吊るされているのは、この地の主要産業であるたばこの葉。秋に広がるのは、愛らしいそばの花畑。夏から秋にかけて実をつけるのは二戸の保存食には欠かせない大豆。途中、育てた大豆を石臼で挽いて昔ながらの方法でつくられる豆腐の販売店にも出会う。

中腹には、湧き水スポット「岩誦坊」があり、日帰り入浴も可能な「天台の湯」では、この湧き水が利用されている。

ドライブの後、市内で短角和牛を味わうなら、まずは食肉卸業を営む山長ミートが直営する「短角亭」へ。

写真:安彦幸枝、tarakusa

ほんものに出会う旅 #2「稲庭岳へいわて短角和牛を訪ねる」でご紹介したスポットリスト

そば畑 (そばばたけ)

秋に多く見かけるそば畑。そばの花というと、白く小さな花のイメージだが、二戸では花弁の赤い「赤そば」も見られる。白く可憐な花畑、赤く染まる花畑は、どちらも美しい。
住所:岩手県二戸市浄法寺町野黒沢

天台の湯 (てんだいのゆ)

岩誦坊の水を沸かした弱アルカリミネラル泉の入浴施設。稲庭の美しい景色を窓から望んで入浴できる。ここ浄法寺エリアは「どぶろく特区」であり、地元産の米や雑穀、そして湧き水を使ったどぶろくを味わえる。
住所:岩手県二戸市浄法寺町野黒沢133-1
電話番号:0195-38-3222

岩誦坊の湧水 (がんしょうぼうのわきみず)

稲庭岳の麓には、いたるところに豊富な清水が湧き出ている。そのひとつがこの「岩誦坊」。天台の湯から少しのぼった場所にある。かつてここは山伏たちの修行の場であり、精霊が宿るとも言い伝えられてきた場所。飲めば病気が回復するとも言われ、多くの人が訪れる。
住所:岩手県二戸市浄法寺町

小山田豆腐店 (おやまだとうふてん)

店主のミナおばあちゃんがひとりで開く小さな豆腐店。自ら育てた大豆を石臼で挽き、稲庭の湧き水と天然のにがりを使ってつくる。豆腐の他、おから、豆乳、凍み豆腐などがそれぞれのタイミングで登場する。限られた開店時間に出会えたらラッキー。
住所:岩手県二戸市浄法寺町野黒沢22
電話番号:0195-38-3805

いわて短角和牛放牧地 (いわてたんかくわぎゅうほうぼくち)

春から秋にかけて、短角和牛の群れを見つけるための目印は、空に旋回する風力発電のプロペラ。この風車の足元でのんびりしていることもある。
住所:岩手県二戸市浄法寺町

短角亭 (たんかくてい)

いわて短角和牛の卸を行う「有限会社山長(やまちょう)ミート」が直営する短角和牛の専門店。いわて短角和牛の赤身主体のヘルシーな肉は、うまみ成分(アミノ酸)も豊富。牛肉本来の味を楽しむことができる。専門店として、卸業者の強みを活かし、赤身本来の味はもちろん、ホルモンなど様々な部位を味わいつくせるのが魅力。
住所:岩手県二戸市石切所字荷渡22-2
電話番号:0195-23-0829